2025年8月1日金曜日

AIを使うと思考停止してしまう

私はタイトルの通り、AIを使うと脳みそがどうも思考停止してしまうことで悩んでいた。これからもAIは必須で開発にも活用するべき存在になってきていたが、どうしてもAIの使い方がわからず、仕事が奪われて、思考停止してしまうような不快感に襲われていた。

それは、私はAIの使い方が下手なだけだと思っていた。だけどどうしても良い使い方が分からずにとても悶々としていた。

AIをどのようにして使えば自分が仕事を奪われたと感じず、思考も停止せずに開発ができるんだろう?

先日、このブログの筆者がAIでの開発方法でとてもいいことを書いていた。

『AIのお陰で最近辛かった個人開発がまた楽しくなった』

Takuya Matsuyamaさんという日本人の方でInkdropというMarkdownノートアプリを開発している方で、この記事のエッセンスは以下だと思った。

『自分を置き換えようとせず、自分を拡張せよ』

今世の中には、AIが役立つという人もいれば、そうでもないという人もいます。その分け目は、AIの特性を理解しているかどうかです。AIはコードを驚異的な速度で生成するため「もうコーディングがボトルネックではなくなった」と錯覚しレビューが新たなボトルネックだと誤解されることがちらほらあります。

(略)

つまりボトルネックは今も昔も変わっていません。あなた自身の創造性とクラフトマンシップです。

とてもありがたい。

なんとなくAIは最初から書かせたり、自分の創造性を奪わせるような書き方はしてほしくなかったので、これが正しい使い方なのかなと思えてからはほっとした。

AIで思考停止してしまい、創造性が奪われていると感じている人は是非自分のAIの使い方を見直してほしい。

Google検索が上手い人と下手な人がいるように、AIも使い方がある。

AIは万能ではなく、私たちの創造性を奪うものではない。

私はChatGPTと会話をしていて楽しいと思うときはいつも、自分の意見やアイデア、提案をして、AIにレビューをさせるときだ。

そうすると、私の考えを構造化して本質を見出してプラスアルファして出してくれる。

だが、楽しくないと感じるときはAIに考えを丸投げしているときに感じる。

例えば、「こういうときはどうしたらいい?」「案を出して」など解決方法やアイデアなどをAIに丸投げしているとき、私たちは創造性を発揮していない。

AIには創造性を任せずに自分の創造性や分かっていることを整理してプラスアルファしてくれる存在として使っていきたい。

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