2025年8月15日金曜日

今後のウェブデベロッパーの命運

Web DeveloperはほぼほぼAIで代替される。
Microsoft社が出したレポート『Working with AI: Measuring the Occupational Implications of Generative AI』(生成型AIの職業的影響の計測)が2025/7/22に発表されていた。
測定は2024年でCopilotが数ヵ月間に渡って集めたデータで行われていて、生成AIによるカバレッジやスコアが出されている。
・Coverage:  AIが対応できる範囲
・Completion: 業務完遂度
・Scope: 全体に占める割合
・Score: 総合評価
・Employment: 職業者数
などが出されている。
Web DeveloperはWebに関わる仕事全体だ。要するにWebアプリケーション開発全般。
それのカバレッジが7割で業務完遂度は8割5分となっている。
感覚としてもまあそれは正しそうだ。
先日、サム・アルトマン氏によってOpen AI社よりgpt-5が出て色々と評価はありそうだが、まず人間の認知をちょっと超えているという感想を抱いた。ますますAIは成長しそうだと思った。
ということはつまり、AIによってできることが増えていくということだ。今でさえAIは7割をカバーしている。8割、9割は範囲に入るだろう。
先日PHPとApacheのLAMP環境でできた懐かしいかつ古い環境でできた自分のプロダクトを試しに、claude codeでサーバーレス構成に移行した。
シンプルでそんな難しくない構成だけど、まる2日はかかった大変な作業だった。AIはまだシステム間の文脈やどういう意図でファイル間を跨ぐ参照がされているかというのは完璧にはできていないようだった。割と人間だったら分かりそうなCRUD処理が抜け漏れていたりアプリだったら普通はそうというような暗黙知をくみ取らなかったりと何回も試行を繰り返す必要がある。
なので最初のプロンプト設計とその後出てくるバグや考慮漏れなどで対応をしてとても時間がかかる作業だった。

しかし、それも時間の問題だとも思った。
---飛ばして良い---
インフラ構成はIaCでコード化が可能なのでAIはインフラを構築可能。Apacheとアプリ側とのやりとりは人間が大体を理解してそれを共有したらAIは理解はしてくれる(逆に言うとApachやNginxみたいなプロキシサーバーとアプリとの超面倒くさい繋がりは人が把握している必要がある。)フロントエンドのデザインはもうお茶の子さいさいであった。
ちょっとばかしデバッグが必要な場面があり、そのデバッグ方法をAIが示してくれたりもした。それがちょっと面倒臭い。
AIエージェントが替わると担当したモデルが吐いたコードの意図を理解して続きをやるということはできていなかった。何回もローカルでAPIサーバーの起動に躓いて無駄なコードを吐いた。
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要は、意図をくみ取ることはまだあまり正確性はないようだったが、それもあと数年でできるというのは分かった。
つまり、システム開発全般、プロンプトの入力さえちゃんとしていれば行える。
面倒くさいことをする必要がない反面、怖い。
カバレッジは今後近い将来100%になるだろう。
それまでは価値が一気に高くなる部分がでる。
システムアーキテクチャ、設計方針、プロンプト設計、ドメイン知識だ。つまりシステム開発の一つ抽象度が高い部分と要件定義に必要なビジネス層との橋渡し、翻訳者が重要になる。
要するにプログラミング言語を覚えて関数を書くのではなく、書かれた関数が集まったクラスやモジュールの間のやり取りを意識して設計をする。まるでレゴを組み立てるかのように中の関数は意識せずともコンポーネントを組み立てることを考えられれば良い。
レゴで建物を建てるつまり、アーキテクチャ:建築をするかのようにちょっと楽しい部分が残る。
だがしかし、それは人数はあまり要らない。
人数がいらないということは、一つあたりのプロダクトやサービス、企業で必要とされるエンジニアは少なくなる。
ジャパンは終身雇用なのでクビはないだろうが、入り口は絞るだろう。

そのうち人間が理解できなくてもよいからAIエージェント同士が理解する言語でやり取りをしそうである。
あと、そうなるとAIはプログラミング言語じゃなくてもいい。プログラミング言語は人が理解するための言語なので、新しい言語を作りそうではある。(先日新しい自然言語を発明した。)
じゃあ今から違う分野へ行くしかないだろうか。
結構人間は争いが好きなので、マウントをし始める未来が見えるが。ディストピアが近い将来にあるなと思った。

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